投資信託のデメリットは?
投資信託にはメリットだけではなくデメリットもあります。
@コスト(手数料)がかかる
「手数料は大きく分けて2種類あります。
それは
信託報酬と
販売手数料です。
まずは投資信託を買い付けるときにに
販売手数料がかかります。
投資信託は銀行や証券会社、郵便局などが販売を委託されています。
販売手数料というのは、そういった販売機関に支払う仲介手数料みたいなものですね。
(※販売手数料稼ぎのために個人投資家を鴨にしている販売会社もいるので注意!!)
また投資信託ではお金を預けて資産運用を代行してもらうという形をとりますから、投資信託を運営しているファンドマネージャーたちに運用報酬を払う必要があります。その運用報酬が信託報酬にあたります。
A元本割れのリスクがある
金融市場で資産運用するのですから、当然リスクはつきものです。銀行預金と違ってペイオフの対象とはなっていません。元本を割っている損失を被っている投資信託を目にすることも珍しくありませんし、普通に見かけます。
投資家が損失を被るリスクを背負っているからこそ、リターンが生まれます。
ただ元本を割っているからといって、リターンが絶対に生れていないかどうかというと、実はそうでもありません。
ドルコスト平均法などの積立投資を行えば、元本割れをしていてもリターンは生まれる場合があります。積立投資の場合は、むしろ一時的に元本割れをしてくれた方が最終的なリターンは大きかったりする場合があります。
B運用するプロが優秀かどうか(ファンドマネージャーの質)
運用する人間が優秀かどうかを判断することは難しいものです。
理由はまずその判断材料が乏しいことがあげられます。
ファンドマネージャーが優秀かどうかを見分ける材料は過去の実績と投資方針ぐらいです。
とくに運用実績に関しては
過去の成績が良かったから、今後もそれが続くだろうと考えるのは危険です。去年の成績が良かったからといって今年も良いとは限らないのが投資の世界です。
※実際にファンドマネージャーの方と会って話を聞いたことはあるのですが、その中でも衝撃を受けた方は
ひふみ投信の藤野さんでしょうか。株式投資が大好きなのが話を聞いてて伝わってきます。
以上の三つが基本的なデメリットですが、もちろん投資信託の勉強をすることで、こういった点を回避することも可能です。というよりも回避するためのデメリットですね。
『投資信託を利用するうえでの注意点』と思っていただければGOOD!