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投資信託の手数料


投資信託を保有するにあたってかかる手数料は、
購入時に払う販売手数料と保有時に払い続ける信託報酬の2種類あります。

     

【販売手数料】
投資信託を購入するときに販売会社に支払う手数料です。
購入する窓口(銀行、証券会社、郵便局)によってはかかる手数料が違ってるものもありますので、充分注意して選ぶ必要があります。
投資信託のなかにはノーロードファンドと呼ばれる販売手数料がかからない投資信託もあります。


【信託報酬】
資産運用の立案者である運用会社(ファンドマネージャーたち)と資産を管理してくれている信託銀行に支払われます。この信託報酬というのは基準価額から毎日ほんのちょっとずつ差し引かれていきます。
(基準価額というのは投資信託の株価みたいなものです。この基準価額の上昇分が利益になるんです。)




販売手数料よりもむしろ信託報酬に注意して投資信託を選ぶのがポイントであると思います。
ここは非常に重要な点なので例を取り上げてみていきます。

【投資信託選びで気をつけるべき点】
ここに二つの投資信託AとBがあるとします。
二つの販売手数料と信託報酬は以下のようでした。

        

投信Aのほうは販売手数料が安く、投信Bのほうは信託報酬が安いのが特徴です。
この投信Aと投信Bをそれぞれ10000円分買ったとして、2つの運用成績別にみていきます。

   

購入時は販売手数料の安い投信Aがコストがかかってないですが、すぐに信託報酬の安い投信Bに手数料のコストで負けてしまいます。

このことは、
『長期保有を念頭においているのなら、販売手数料よりも信託報酬を重視すべきである。』
ということを教えてくれています。

この点はとくに長期で保有すればするほど差が顕著にあらわれてきます。
購入時には、販売手数料ばかりに気をとられずに信託報酬のことを考えて選択するように心がけましょう。
2〜3年ならともかく10年20年なるとだいぶ差が開きます。




STEP1 投資信託初心者入門  投資信託のイメージがつかめます
STEP2 投資信託の購入方法
  ◆ 投資信託はどこで買えるの?
  ◆ 投資信託はいくらから買える?
  ◆ 投資信託の口座を作ろう
  ◆ 投信売買例(マネックス証券)
  ◆ 投資信託の詳しい仕組み
  ◆ 投資信託の手数料
  ◆ 投資信託の利益と税金
投資信託の購入するにはまず何をする必要があるのか、また購入に付随してくる手数料や税金などについて解説しています。
STEP3 投資信託の種類 様々な種類の投資信託を紹介

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