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運用報告書を読もう4



    

CheckB「一万口当たりの費用明細」
さあ、続いては『一万口当たりの費用明細』というところです。
ここでは、ファンドを一万口買ったときに運用にかかる費用(信託報酬)がいったいどれだけかかっているのかを知ることができます。コストが低ければ運用効率は上昇し、コストが高ければ運用効率は下がります。投資信託を探して購入するうえで最も注意すべきところは信託報酬です、ある意味で最も大切なチェックポイントにあたるのかもしれません。

ではさっそく見てみましょう。
日経225ノーロードオープン」の運用報告書の4ページ目を見てみましょう。
以下のような図を見ることができます。

   

見方はいたって簡単です。(一万口当たりの費用の値段がしっかり載ってますね。)
チェックすべき箇所は二箇所。
信託報酬という箇所と合計という箇所です。
ほとんどが信託報酬代ですから、信託報酬という箇所だけ見てくれてもかまいません。

この図が言いたいことは、
『10000円分購入したとして一年間運用したとしたら、かかる費用は60円ですよ。』
という単純明快なものです。

基準価額に比べていったいどれぐらい一年間に手数料を取られているのかを確認しておきましょう。
運用成果にくらべて信託報酬が高すぎるのもなかにはあります。管理人の目から見れば大半がそうですね。(その理由は販売会社の手数料の取りすぎにあると思われます。信託報酬のなかの販売会社という箇所を見てください、一番コストがかかっています。)

CheckBのポイント
・信託報酬のコストを基準価額と比較して確認しておこう!
ベンチマークに連動させるインデックス型のほうはだいたい100円以下に抑えられますね。逆にベンチマークを上回る運用を目指すアクティブ型の場合はたいてい100円を超えてきます。(参考→インデックス型とアクティブ型)200円を超えてくるもありますよ。なるべくならば運用報酬の低いファンドを選ぶようにしましょうね。(信託報酬は投資信託で一番大きな金食い虫です。)



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