バランス型投信(積立の威力)
2007年以降に次々と登場してきたバランス型投資信託。
2007年1月26日
マネックス資産設計ファンド2007年3月15日
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド2008年3月3日
ジョインベストグローバルバランス
これらのバランス型投資信託の特徴を以下のような点があげられます☆
1.インデックス型
2.低コスト(信託報酬)
3.販売手数料無料(ノーロード)
4.分散投資
5.自動積立可能(低額)
株式・債券の市場平均を上回るのではなく、連動させようとする
1.インデックス型のファンドであり、それがために運用コストを抑えることができるため
2.低コストかつ
3.ノーロードとなっている。
また国内株式だけでなく海外株式、国内債券、海外債券、REITとさまざまな種類の資産に
4.分散投資をしている。
きわめつけは
5.毎月一定額を自動的に積み立てることが可能である点、それも
低額からの積立(セゾン投信:5000円)が可能な点が特徴である。
これらの特徴をもつバランス型投信ですが、購入を続けている方の中には、
含み益が出始めてきている方がポツポツといるようですね。
設定している頃(2007年〜2008年)の株価に比べると例の金融危機により、大きく下落しているはずなのにどういうことなんでしょう??
基準価額を見てみましょう。(10/05)
どのファンドも設定時は10000円からのスタートでしたが、、、
マネックス資産設計ファンド(育成型):
7,013円
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド:
7,733円
ジョインベストグローバルバランス:
7,667円
どれも基準価額を20%以上下回っています。
それにも関わらず、含み益が出ています、どういうことなのでしょうか。
含み益が出ている人のパターンは次の二つです。
◎金融危機後にこれらの投資信託を購入した方々と、
◎金融危機前に投資信託を購入しているがこれまでずっと積立投資を行い続けている方々。
今回含み益が出ているパターンで注目して欲しい方々というのは
後者。
自動積立投資、つまりドルコスト平均法を行い続けている方々の方です。
(参考ページ:
ドルコスト平均法)
自動積立投資は基準価額の水準が低くなったときにより効果的な投資方法で、安い値段で多くの口数(投資信託の単位)を購入することができます。
ですから基準価額が下がれば多くの口数を買うことができ、それは同時に平均買付取得単価を少しずつ下げていくことにつながります。
そうなると相場の上昇時においては平均取得単価が低いぶんだけ大きなプラスとなって返ってくることになりますよね(^^)
冒頭で述べた、含み益が出てきたという方は
自動積立投資・ドルコスト平均法を行っていた方々です。
金融危機によって基準価額がガクンと下がった時期もコツコツと買い付けていったんですね。
安い基準価格で多くの口数を買い付けることによって、平均取得単価は少しずつ下がっていき、2009年4〜6月の反発で含み益が顕在化してきたんでしょう♪
考え方によっては、
市場が悪化すればするほどより含み益が出やすい投資法ですので、改めて面白い投資法だと実感しております(^o^)/
・・・・ちなみに相場上昇期がいつか来るという前提があってこその投資法ですけどね。笑
だからこれも確実とはいえない点にはご注意!!(投資に絶対はありません)
【参考ファンド】
マネックス資産設計ファンド・・・・・・
マネックス証券にて販売
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド・・・・・・・
セゾン投信にて販売