やさしい投資信託ガイドトップ>投資信託コラム(4)>コアファンドとは?

コアファンドとは?


資産運用において中核となるファンドのことを『コアファンド』といいます。

具体的にはもっとも比率の大きなファンドになりますね。
自分の運用資産の中で最も比率の大きなファンドですから、全体の運用成績に与える影響は大きなものとなります。


そこで、このコアファンドを選ぶ基準を書籍などに書かれている専門家の話なんかを参考にすると「リターンの安定性」をあげているものが多いでしょうか。安全性を考えるとこの意見は自分もほぼ同じです。


【Q:コアファンドにはどういった種類のファンドを選ぶべきか?】
最近では株式・債券・不動産などに分散投資している「バランス型ファンド」を持ってくるという考え方があります。リスクは比較的少なくリターンはそこそこのものが見込めますからね^^


管理人の場合ですとインデックス型のファンドということになります。
三万円から始める投資信託』を見ればわかるとおり、「インデックスファンドTSP」「ステートストリート外国株式ファンド」の二つのファンドが管理人のコアファンドということになります。(コアファンドは何も一つでないといけないということはありません。だいたい3〜4本ぐらいをもってコアファンドとするのが一般的です。)

コアファンドの選択基準である「リターンの安定性」については、二つのファンドは株式型ファンドなので安定性にかける部分もありますが、「ドルコスト平均法で時間によるリスク分散を図っていること」「長期投資が前提であること」の二つのポイントを考慮しますと、充分補うに足るものだと見てます。



個人的な視点から考えるこのコアファンドを選ぶ基準は、
@若い人の場合(20〜40代)
若い人の場合は比較的リスクをとっても良いのではないかと考えます。
なぜなら、若い人には「時間」という投資においては最も重要な武器を持ってますからね〜。多少のリスクをとって一時的に評価損をだしていたとしても、じっくり時の経過を待てば株価は上昇していきますから、結果的にリターン面においてはバランス型ファンドを凌駕するにいたります。


A高年齢層の方の場合
すでに退職なされた方や退職間近の方といった年齢層の比較的高い方の場合ですと、いま流行りの資産バランス型ファンドが適していると思います。すでに運用するに足るまとまったお金があることと、リターン面よりもリスク面をより考慮すべきということからなんですが、・・・・・・ただ頻繁に分配金を出すコースはやはりオススメできませんね^^;(タコが自分の足を食べてるようなものですからね☆)


※ちなみに管理人が投資しているファンドである「HSBCブラジルオープン」はコアファンドではありません。あれはコアではなくてサテライトファンドです。
コアにするには安定性が足りなすぎますからね^^;
(充分な時間の分散による長期投資が必要になります!!)

コア運用のまわりで特別の目的をもって使う複数のファンドのことをサテライト・ファンドと呼ぶんですよ^^



Copyright(C)2008 PEPE All Rights Reserved