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FPの学習ポイント2


それでは効率の良い学習方法を紹介する前に、FP検定試験の特徴をつかむことから始めましょう。
FP検定試験の特徴は、FP3級の試験問題の学科で確認することができます。


@3級学科
FP3級の学科は大問が2つの構成から成っています。

第一問は○×問題が30問、第二問は3択問題が30問。

合格点は6割ですから、最低でも36問合えば合格!合格できそうですよね^^
(FP3級は落とすための試験ではなく、合格させるための試験ですから、難易度は落としてるんです。)


では学科問題の特徴を見ていきましょう。
次の図の問題は2002年度第一回の試験問題のひとつです。



運用の指示は投資信託委託会社(ファンド)ですね、そしてその指図に応じて顧客から預かったお金を管理している信託銀行が売買をするんです。(こちらのページを参考に!)
ですから正解は2番です。


では続いて2003年度第一回の試験問題を見てみましょう。



さぁ正解は何番でしょうか?わかりますよね^^
上で解いた問題と多少文章は違うものの問われている点は全く一緒です。
(正解は1)


そうなんです(^^)/
ここです、FPの試験に合格するための注目すべきポイント!



FPの試験問題というのは実は問題文が違った形で出題されてくるだけで、問われてくる点は同じであること、もしくは関連内容が出てくることがほとんどなんです。

管理人の場合は、最後の総仕上げに過去問をダウンロードして、ひとつずつ問題を解いていったときにこのことに気づきました^^;(遅かった、、、、泣)


ただ、このFPの試験問題の出題特徴を把握できたことにより、2級の試験勉強は限りなく少ない時間で効率よく合格レベルに持っていくことができました。(2級も同じような具合なんですよね^^;)


また学科だけでなく、実技の問題についても同じことがいえます。
論点が同じ問題がボンボン出題されています。
(それも学科で問われていた論点が他の回では実技で出ていたりと、学科と実技ごちゃまぜで論点は使いまわされてきます。)

まさに合格させるための試験ですね。



A2級の学科編
2級の学科を勉強するにあたっての注意点。
問題は60問ありまして、4択問題となっています。
そこでひとつだけ勉強方法で追加点があります、これから言葉で示すことを実行するようにしてください。
それは、

『4択問題で正解の番号だけをテキストで確認するのではなくて、
  他の選択肢の番号の文章についても必ず確認すること!』



これは必ず実行してください。
というのも2級の場合、4択の文章は使いまわされているようです。
2級の過去問を解いているうちに気づくと思いますが、3級と同様にけっこう使いまわされています。
もちろん文章が一字一句違うなんてことはありませんが、文章の意味は同じというものが多いんです。


      

『正解以外の三つの文章を面倒腐らずにテキストで確認すること!』
この作業をきちんと実行すれことが、合格への道のりを最短にする最大のコツであると思います。

大幅に勉強時間が短縮できますしね。
ぜひとも参考にしてください!!






【FPの学習方法】
FP検定試験問題の特徴をつかんだところでもっとも効果的な勉強方法は何なのか?
上でもちょっと2級の学習方法を少し示してしまってますがまとめてみます。

それは、
@『過去問を徹底的に解くこと!』
A『テキストで論点を把握すること!』


ずばり過去問を徹底的に解くことにつきるかと思います。
具体的に、過去問を解いてはテキストでその論点を把握する。
そして、このとき関連部分も同時にテキストで確認することを忘れずに!
そうすれば違った文章で出てきても正解を難なく出すことができ、合格率はより高まります↑


参考書で勉強の流れを示せば、
@テキストを流して読む(頭の中におぼろげに残るぐらいがいい思います。)
A精選過去問題集を解く(テキストで確認しながらじっくりと頭の中に植えつけていきましょう、繰り返し解くこと!!)
B金財のホームページで過去問をダウンロードし、答案練習を繰り返す!(同時にテキストで確認しながら、ここで頭の中に定着させていくイメージをもつこと!「よし!頭の中に植え付けたぞ!」という自己暗示でもいいと思います^^)


『過去問を解いてはテキストで確認していく』といった流れがもっとも効率が良いと思います。
以上のことをやれば、合格点には達しているはずです。時間が余ったら、弱点をテキストで補っていくという作業を直前にすればいいだけ。あとは落ち着いて試験に臨めば合格はできますよ^^

       



【注:実技の計算問題はじっくり!!】
実技の計算問題に関してはじっくり取り組んでください。
精選過去問題集にある問題を解き、解説をじっくり読み、頭の中に解法を植えつけていくという作業が必要になります。何回か繰り返し解けば、解法パターンは定着しますから、ここだけはじっくり行って下さい。

また実技に関しては、3級は保険に関して詳しい知識を有していない限りは、個人資産相談業務にしましょう。そっちのほうが合格率は高いです。2級に関しても個人資産相談業務がよろしいかと思います。3級の流れで確認作業も短縮できるでしょうしね^^


【注2:改定部分に注意!!】
法改正などの制度の改訂には注意してください。
改訂部分は出題されやすく、以前の制度と比較して問題を作ってくる可能性があります。
焦らずにテキストなどを参考に確認しておけばよいでしょう。




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