やさしい投資信託ガイドトップ三万円から始める投資信託インデックス型ファンドの理由2

インデックス型ファンドの理由2


日本企業は平成バブル以降の長く苦しい時代を乗り越え、ようやく世界の大企業を相手に競争できるぐらいまでの体力まで回復しました。トヨタ自動車をはじめとして世界で活躍する日本企業も増えてきましたし、その数はより増えていくでしょう・・・・・・・いや増えていかなければいけないと考えています。
増えていかなければならない理由があると思うんです。


ご存知のとおり現在の日本は「景気が回復した!」とはいうものの、
忘れてはいけないのがいまだ超がつくほどの借金大国であることです^^;

政府による国債の乱発は積もりに積もり、借金は地方債なども含めると約1000兆円!
そして、いまもなお増え続けてます。(→借金時計を見たい方へ!)


専門家はよく言ってます、『この借金を返済することは不可能だ。』と。
なるほど専門家の常識では不可能なことだと思います。

日本の個人資産は1400兆円、それに対して借金は1000兆円。
常識で考えたら、いまだに破産せずに保っているのが不思議なぐらい^^;



専門家の言うようにこの借金を返すことは不可能なのか?
きれいさっぱり借金がなくなるということは奇跡が起こらない限りは不可能だと自分も思います。
ただ忘れてはいけないのが、昔から日本人は奇跡を起こしてきた民族であるという点です。



過去の日本の歴史を見ると、国が危機に瀕すると必ずといっていいほど、その危機から脱出するきっかけを作ってくれる人物が現れます。その人物の主導のもとに奇跡を起こし、日本は危機を乗り越えてきました。


例えば、元寇の時代には北条時宗が、戦国時代には織田信長が、そして江戸末期には坂本竜馬をはじめとする維新の志士が。

時代を一気に覆すほどのインパクトを与える人物がきっかけとなり、日本は日本人全てを巻き込んで一致団結することにより、危機を乗り越える癖というか習性があるようです。


その良い例のひとつが、戦争で負けたあと民族としての誇りも何もかも失ってしまった日本人が一致団結することにより奇跡的な経済復興を成し遂げたことです。
まさか敗戦国の日本が経済競争で世界に勝つということを誰が想像したでしょうか。


現在の日本の状況は確かに苦しい状況ですが、いまこそ一人一人が地道に努力することにより、輝きを取り戻す良い時期なのではないかと思います。




現在、世界を相手に商売を行い、競争に勝ち続けていこうとしている大企業は多く、
その筆頭リーダーはトヨタ自動車でしたが、そのトヨタに続いてキャノンや任天堂といった多くの勝ち組企業(不況をのりきった優良企業)が世界を舞台に戦っています。
そして自動車産業だけでなく、各分野においても日本企業が世界トップクラスの企業になる必要性があると思います。

でないと税収はいつまでたっても上昇せず、日本はいつか経済的に破綻しますからね^^;



世界を相手に競争していく大企業のために僕達、個人投資家にできることといったら何なのか?


それはこれから世界を相手に戦っていく企業の援護をしていくことであり、
東証一部の優良企業、つまり日経平均・TOPIX連動型投信と呼ばれるインデックス型ファンドに投資していくことです。

『投資したからといって、援護になるのか??』


間接的に可能なんです。
なぜなら、投資することにより企業の株価は上昇し、
個人投資家の増大により外国企業による対買収対策にもつながります。

また株価上昇は、その企業に対する株主の期待の表れでもありますから、
それを受けて大企業はさらなる企業価値増大に向けて発奮します。

そうなると少しずつ歯車は日本にとって良い方向へと動き出します。

税収は上がり、借金の増加に歯止めをかけはじめ、株価はもとより土地などの資産が順調に回復に向かえば、日本の状況は現在とかなり違った状況になってくるのではないでしょうか。


こういった観点から、日経平均連動型orTOPIX連動型投信といったインデックス型のファンドをオススメ銘柄としています。

自らの資産を築くと同時に日本再生の手助けもしていくという壮大な投資を目指そうというのが、
この『三万円から始める投資信託』というコンテンツの裏の作成目的です。



注意!!
この考えはあくまで自分の考えですので、カチンとくる方は若造の意見として大目に見てスルーしてくださるとうれしいです。(自分の考えが正しくなかった場合は日本=破綻かもしれません。日本人の民族性を考えるとそうはならないと思います。がけっぷちのときの根性は凄まじいものがありますから、日本人は^^;




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