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ノーロードファンド(2006年3月15日更新)


投資信託を購入するときに窓口に払う手数料で販売手数料というものがありますよね。
たいていの投資信託はこの販売手数料が1〜3%かかるのですが、
中には販売手数料が0%の投資信託もあるんです。
それがノーロードファンドと呼ばれるものです。(『ロード』は手数料をあらわします。)

MRFやMMF、長期公社債投信などの公社債投信を聞いたことあると思いますが、これらは全部ノーロードファンドです。

株式投信の中にもノーロードファンドはたくさんあります。
一番有名なノーロードファンドは『日経225ノーロードオープン』でしょうか。
投資信託の初心者さんが手を出しやすい商品で人気があります。

また『トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド』や『さわかみファンド』なんかも有名ですね。

とくに『さわかみファンド』の場合は、直販体制という特殊形態をとっています。
証券会社や銀行といった取扱窓口を設けずに、直接さわかみファンドに資料請求して申込をしてもらうことで販売手数料を0%で維持しています。(現在も『さわかみファンド』の購入者は増加の一方ですから、知名度は凄いですね!)


ノーロードファンドというのは販売手数料が無料ということで、初心者の方には非常に手をだしやすい商品です。マネックス証券なんかはその点を察知して、ノーロードファンドコーナーが設けられています。
       

人気のあるノーロードファンドですが、ひとつだけ気をつけておいてほしいことがあります。

それは、ノーロードファンドというのは販売手数料が無料な代わりに毎年差し引かれる信託報酬の率が高く設定されてあるのもあるからです。(信託報酬はなるべく低いほうがいいというのはこちらで説明していますので参考にしておいてください。)


投資信託についての知識を深めてくるとわかると思いますが、正直なところPEPEは販売手数料よりも信託報酬を気にします。たとえ販売手数料が3%であっても、信託報酬が0.5%だったら、「安い!」の判断を下します。

※参考ブログ:ノーロード投資信託ブログ
「投資信託のノーロードファンドをまとめてくれています、非常に骨の折れる作業だったと思いますが、非常に役立つブログだと思います、ぜひのぞいて見てください」

ノーロードファンドだからといって、すべてが安いわけではありません。信託報酬も見てから判断しましょう。(それでも『日経225ノーロードオープン』は信託報酬も0.84%と安いです、だからここは人気があるんですね^^)



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