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はじめに


 日本の高度経済成長時代(1956年〜1973年)のGDP平均成長率は9.1%でした。中国の直近(2000年〜2009年)のGDP平均成長率は10.2%。インドの直近(2000年〜2009年)のGDP平均成長率は7.3%です。


そしてここに1995年-2009年のGDP平均成長率が7.3%の国があります。この時代に、これほど長期間にわたって安定的に経済成長を遂げている国がありました。

その国は、中国・インドの影に隠れてマイナーな新興国投資先であったベトナムです。

市場規模がまだ小さいという面はあるものの、将来有望な投資先と投資家に認知されることの材料は揃ったと判断しています。

     『皆が注目していない時期こそ絶好の投資時期!』

この言葉をモットーに今回はベトナム投資に挑戦中です(^^)




【1.ベトナム投資に挑戦中!について】
 このコンテンツでは、管理人が2010年より挑戦中のETFを利用したベトナム長期投資法を紹介しています。この投資法が成功するかどうかは正直なところわかりません。(今後の展開を楽しみに。)

管理人がなぜベトナムに投資しようとしたのか?そのきっかけから、どのような構想のもとに投資を続けているのかなど、リアルタイムな投資記録を楽しんでもらえればと思います(^^)/

また、ベトナム投資を始めるにあたって、ベトナムという国について自分の目で客観的に調べてみました。ベトナム調査結果はコンテンツ内に綴ってあります。投資を考えている方の役に立てば幸いです。




【2.ベトナム投資を思い立ったきっかけ】
 ベトナム投資を思い立ったきっかけは、2009年の夏も終わり、秋にさしかかろうとしている頃にさかのぼります。あの頃は、ちょうどブラジル投資(ブラジル長期投信作戦!)が絶好調でリターンもそこそこ出てたので、いったん整理しようと考えていた頃のお話。

金融危機で先進国は軒並み大打撃を受けました。各国がこぞって不景気対策に熱を入れ、一時的に相場が回復していた頃、中国・ブラジルを始めとした新興国は急回復を遂げていました。

『新興国は自力で景気回復していけるまでになったか。。』と、何気なく中国・ブラジル・インドといった新興国の株価チャートの戻りを眺め、新興国のリスクを考え直していた頃に、ありえないほどの下落から回復を見せているある国のチャートと目があいました。それがベトナムのホーチミン証取インデックス指標チャートでした(※以下のチャート参照)

     

 このチャートを見て、『底値で拾って高値で売りだ!もう!即ベトナム投資!』ってなった訳ではなくて、、、、ベトナム投資には胡散臭いイメージがあったので、なおさら慎重に考えました。なんか雑誌やら証券会社に踊らされて投資して、オマケに損なんかしたくない(^^;)

・なぜ2006年から大幅に上昇を開始したのだろう?
・なぜ2008年に大幅に下落し始めたのだろう?
・ベトナムという国にはどういう特色があるのだろう?
・ベトナムの経済はどんな歴史を経て、いままさにどういう状況にあるのだろう?
・ベトナム経済が発展する見込みはあるのだろうか?
・またどういうシナリオでベトナム経済は発展していくのだろう?



ベトナムが投資するに値するかどうかの検証が自分の頭の中で始まりました。
個別株に関してもそうですが、管理人は投資は大好きなんですが、昔から大儲けするような投資経験は少ないです。それはガチガチの安全策を取るからで、損することを何より恐れてるから(>_<)


今回のベトナム投資法も、「暴落時以外は大きく動かない!」っていう今のブラジル投資法と同じくらい安全策をとっていくつもりで、超長期投資を計画してます。(ベトナム経済はまだ市場規模がかなり小さいですからね。本格的な内需成長は2020年以降になるでしょう。そこまでにどれだけ積み立てられるか、勉強できるかが勝負☆)




【3.実践するベトナム投資法について】
 ベトナム投資に挑戦中!における投資先は下記の海外ETFを利用してます。ベトナムの個別株購入も考えたけれど、個別銘柄投資はリスクが高いことや規制の面で不利な点が見られるため、当面はETFを利用することとしています。

海外ETFを取り扱っている証券会社は限られるので特に注意が必要でした。(最初、東洋証券の口座開設をしたが、SBI証券でも取り扱われたことを知り、結局SBIで! 東洋は開きっぱなしで放置、、電話までしてくださった担当者の方すいません^^;)


投資先:03087 DBX FTSEベトナム(メインボード)
投資単位:10口
投資方法:積立投資(暴落時のみ)
投資期間:2010年〜2015年
証券会社:SBI証券、楽天証券


※ベトナム経済に通じ、かつ銘柄選定ができるようになったら、個別株へと切り替わる可能性もあります。

(FTSEベトナム株式指数とは?)
世界有数の新聞会社であるフィナンシャル・タイムズ社とロンドン証券取引所合弁会社であるFTSE社が設定した指数です。FTSE ベトナム全銘柄インデックスのサブセットであり、外国からの投資が十分可能である約20銘柄から組成されています。




【4.最後に!】
 管理人がブラジル投資を開始した頃の2006年は、「新興国投資はリスクの高い投資。」と言われていました。しかし、金融危機を経験し、その後の新興国の景気好調ぶりを見ると、その考え方を改めないといけない時代にさしかかってると個人的に感じています。

 つまり「新興国投資はリスクが高い。」から『新興国投資をしないことはリスクが高い。』へと転換しているように思えてなりません。そもそも投資経験が少ない方の多くは、まわりの環境に乗せられて高値で拾ってしまうから損失リスクが高くなるのであって、暴落時にのみ拾うというルールを設けていれば、損失リスクは抑えられるはずです。


 このコンテンツの裏の趣旨は、そういった新興国に対するイメージをサイトを通して刷新できれば良いなといった思惑も含まれています。また、誰かがそうしていかなければいけないとも思っています。
安全かつ正しい資産運用が根付くことを祈って、、、


                        2010年7月28日 管理人 PEPEより



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