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運用報告書を読もう2


それでは各項目をチェックしていく前に、まず運用報告書を用意しましょう。
運用報告書はネット上でダウンロード(pdf形式)することができます。
※運用報告書の取得は運用会社のサイトでダウンロードすることができます。


参考例に「日経225ノーロードオープン」の運用報告書を使いますので、まずは「日経225ノーロードオープン」をダウンロードしましょうか。日経225ノーロードオープンを運用している会社は興銀第一ライフ・アセットマネジメントです。
興銀第一ライフ(DIAM)より日経225の運用報告書をダウンロードしてみてください。




日経225の運用報告書はみつかったでしょうか?

見つからなかったという方はこちらをクリックしてみてください。
ダイレクトに日経225のpdfが開きます。
(意地悪したつもりではないんです、「運用会社のサイトを見て回る。」ということにも慣れてもらいたかっただけです。運用会社にはいろいろと便利な情報がのっていますからね^^)


準備ができましたら、さっそく本題にはいりましょう。
皆さんには運用報告書で抑えるべきポイントというのをつかんでもらいます。
それではまずは運用報告書のチェックすべき点を確認してみましょう。

  

check項目は全部で4つです。(一つはおまけのコーナーです。)
(ひとつひとつ丁寧に見ていきますね。)

それでは・・・・まずはCheck@「運用実績の推移」から見ていきたいと思います。
日経225のpdfを開いておいてください。(確認しながら見ていった方が効果的。)


Check@「運用実績の推移」
まずは表紙をめくって1ページ目を見てください。
そこに「■最近5期の運用実績」と書かれている表が確認できるでしょうか。
そこがCheck@の箇所にあたります。

【いったい何が書かれているのか?】
過去5年間のそのファンドの運用成績についてです。
ファンドの基準価額がどう推移してきたのかが一年ごとに表示されてますよね。
基準価額ってところの列がそのファンドの過去5年間の運用成績になります。
そして、その隣の列(日経平均株価って列です)がちょうどそのファンドのベンチマーク(運用目標)にあたります。

この項目で抑えるべきポイントは、このベンチマークと比較してチェックすることです。
そこで、その投資信託がインデックス型運用を目指しているのかアクティブ型運用を目指しているのかをあらかじめ確認したうえで、比較してください。(運用方針は運用報告書の表紙に書かれています。)

☆インデックス型→ベンチマークに連動しているかどうか
☆アクティブ型  →ベンチマークを上回っているかどうか


日経225ノーロードの場合ですと、きちんとベンチマーク(日経平均)に連動していますね。
ここから、とくに問題はないということがわかります。



わかりにくい方は図で確認しましょう!(スンマセン・・・・。)
  

Cehck@のポイント
・ベンチマークと比較してどうだったのかをチェックしましょう
インデックス型なのに連動していなかったり、アクティブ型なのにベンチマークを上回ってなかったという場合は、とりあえず次のチェック項目に移りましょう。

次のチェック項目である「CheckA運用経過および今後の運用方針」には、今期の運用成績が以上のような結果になったのか、その理由を説明してくれています・・・・・、うん、言い訳してくれてます。



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