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資産分散型ファンド1


株式、債券、不動産(REIT)で運用する資産分散型ファンドもマネックス証券より販売されているマネックス資産設計ファンド、そしてもうすぐセゾン投信より売り出されるセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドで成熟化された感じがします。

これらはファンド・オブ・ファンズ型の形式をとっていて、運用目標も「市場の平均値をいただいてしまおう!」といった主旨であるインデックス型のファンドでポートフォリオが構築されています。


もともと資産分散型ファンドが売り出された頃はどのような資産が組みれられていたのか??


はじめは国内株式+国際債券+国内REITという組み合わせが主流でした。
有名どころで言えば日興アセットマネジメントの『財産3分法ファンド』でしょうか。国内株式と国際債券とJ−REITに分散投資されていて、比較的優秀な成績を収めています。

そして次は2005年10月、資産分散型ファンドの設定に火をつけたといっても過言ではない、郵便局で売り出されている『野村世界6資産分散ファンド』の登場です。これにより、資産を6つ(国内株式、国内債券、J−REIT、国外株式、国際債券、海外REIT)に分散投資するという投資信託の設定が相次ぎました。

2006年に入ると、株式・債券・不動産以外の商品も組みれられるファンドが出てきて、資産分散型ファンドは一気に多様化され、現在ピークを迎えていると思います。


ピークといってもこれから衰退化するのか?というと・・・・いやいや、そうではなく、衰退化ではなく安定化していくと見ています。


その安定化を象徴させるような商品がセゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドであり、マネックス資産設計ファンドです。
これらのファンドは上でも説明してますが、インデックス型の投信を集めたファンド・オブ・ファンズ形式の低コストファンドです。


分散投資の対象である資産も、株式・債券・不動産と王道であり、運用目標もインデックスに連動させることとあり、これまた王道です。


おそらく、こういった王道の投信を各運用会社・販売会社はこぞって設定してくるでしょう。そういった王道の投信が多く設定されてくるにつれて、信託報酬といった手数料の値下げも少しずつ慣行されてくると思います。(手数料ぐらいしか投信販売で競争する点は残ってないですからね^^;)


※投信の時代が本格的にやってきたとみてます!
同時にコツコツ積み立ててる人がどんどん増えていきますよ〜☆(自然に!)
あとは手数料合戦をゆっくり待ってます(*^o^*)



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