日銀短観について
投資を始めてしばらく時間がたつと、必ずといっていいほど疑問に思うのがこの日銀短観なんです。
投資を始める→ネットで投資に役立つサイトやブログを探し始める→日銀短観の話題が出てくる→日銀短観って何なんだろう??
・・・・とまぁ、こんな流れでたぶん疑問に思うはず^^;(管理人の場合はそうでした!)
【日銀短観って何なの?】
日銀短観とは、日本銀行が年に4回行うアンケート調査結果をまとめたものです。
具体的には日本企業の経営者に
『経済の先行きをどう見てますか〜?』って質問を行い、そのアンケート調査結果をまとめたもの。調査結果には、企業経営者の生の声がダイレクトに反映されているので、重要な指標として国内・国外を問わず投資家には大注目されてるアンケート調査なんです。
(外国人には「TANKAN!」の愛称で親しまれています!)
参考:
日銀短観Q&Aのページ(日本銀行サイト)
【DI指数の見方】
各企業の経営者に現在の景気と先行きについて質問されます。
その項目は、
「良い」「さほど良くない」「悪い」の三つ。
指数の算出方法はいたってシンプル。
DI=「良い」を選んだ経営者の割合−「悪い」を選んだ経営者の割合
「良い」を選んだ割合が全体の40%だったとします。
「さほど良くない」を選んだ割合が全体の20%だったとすると、
40%−20%=20%がDIの数値となります。
参考:
日銀短観(2006年12月)
【判断方法】
シンプルにDI指数がプラスならば、景気は良いとし、マイナスならば景気が悪化していると判断していいでしょう。なんといっても経営者の判断結果です。経営者とは、各々の業界について最も詳しい人物ですから、信憑性はそこそこに高い。
※短観は一般に投資家にとっては、投資判断のひとつの目安として有名なんですが、必ず的中しているのかといえば、もちろんそうではありません。考えてみればわかると思いますが、アンケート調査から得られる情報です。つまり実数ではなく、あいまいな数値なんです^^;