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複利の研究


今回のコラムでは複利の力について詳しく分析してみました^^
株式投資や投資信託で資産を運用すると複利の力が働きます。
複利の力が働くと、資産推移は具体的に下のようなグラフを描きます。
   
複利の力が働くとこのようにしり上がりに上昇してくのが特徴です。
ですから時間をかければかけるほど上昇カーブは鋭くなります。

しかし、なぜ複利の力が働くとこのようにしり上がりに上昇していくのか?
複利の謎を徹底分析してみました。

まず複利とはどのような利息なのかから確認していきましょう。

複利というのは、
預けた元本に対して利息がつき、そのついた利息を元本に加えて新たな元本とし、さらに利息がついていくというものです。言葉だけで表現するとわかりにくいと思いますので図で表しますね。
    

この図ならどうでしょうか?
元本+利息が新たな元本を生み出し、そしてその新たな元本に新たな利息がつきます。

元本が大きくなればなるほど、毎年つく利息も大きくなりますよね。
ですから複利というのは資産が雪だるま式に増えていくことになります。
だから複利の力を使えば資産はしり上がりに上昇していくんですね^^

複利の力を使えば資産がしり上がりに上昇していく理由がなんとなくつかめたでしょうか?
時間をかけて資産を着実に増やしていくというのはこういうことを言っているんです。

巷では「300万円→1億円になった!」などといった本がそこら中にあふれています。
これが30年かけて1億円になったというのなら資産運用の話になるのですが、運用期間は2年や3年ぐらいの短期間です。こういう本は資産運用の本とはいえないですね、ギャンブルの本です。

はっきり言えることですが、
投資信託では『300万円→1億円』といったような夢物語は確実に見れません。
しかし、努力すれば大半の方が『500万円→3000万円』ぐらいの資産運用は可能です。
ちょっと落胆してしまいましたか^^;

それでも投資信託のほうがリスクは格段に小さいですよ。
投資信託の世界なら『300万円→1億円』はまったくの夢物語で幻想の世界ですが、
『500万円→3000万円』は現実的で可能な世界となっています。
なぜ可能な世界なのかというと、投資信託は複利の力がコツコツと働くからです。
(500万円を年率6.2%で運用していただくと30年で3000万円になります。)

※リスクも小さいけれど、リターンも小さい。それでも複利の力によって堅実にコツコツ増やしていくことができる。これなら誰にでもできる投資法です、だからこそこうして投資信託のサイトを作成して更新しているわけです^^(ただし長期を前提に運用することが条件ですよ〜。)



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