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マネックス資産設計ファンド



       
 「投資には興味あるんだけど、何に投資すればいいかわからなくて・・・^^;」
そんな方のためにマネックス証券から販売されたのがマネックス資産設計ファンドです。
販売開始日は2007年1月26日ですが、販売開始日から好調な売れ行きみたいらしくて、純資産額は現在36億円(育成型)です!分配型の方はあまり売れてないみたいですね(純資産額7億円)。2/21現在


【マネックス資産設計ファンドってどうなの?】
マネックス資産設計ファンドはファミリーファンド方式を採用してまして、集められたお金は運用会社である興銀第一ライフ(DIAM)の設定しているマザーファンドに分散投資されています。(これより先に読み進める前にファミリーファンド方式について理解してから進みましょう!→ファミリーファンド方式って?

要するに、マネックス資産設計ファンドはベビーファンドってことになります。<育成型>と<分配型>と二つのベビーファンドから集められた資金をマザーファンドに振り分けて、マザーファンドが運用するんです☆

それでは投資対象であるマザーファンドを見てみましょうか!
全部で6つのマザーファンドに分散投資されています。
堅実なリターンが見込まれるファンドばかりに投資しています☆

@ 国内株式パッシブ・ファンド(TOPIXに連動)
A 外国株式パッシブ・ファンド(MSCIコクサイ・インデックスに連動)
B 国内債券パッシブ・ファンド(NOMURA−BPI総合に連動)
C 外国債券パッシブ・ファンド(シティ・グループ世界国債インデックスに連動)
D J−REITインデックスファンド(東証REIT指数に連動)
E グローバルリート・パッシブ・ファンド(S&P/シティグループ・グローバルREITインデックスに連動)


見てのとおり、パッシブ(インデックス)・ファンドのオンパレードとなってます。
(パッシブ・ファンドの意味は知ってますでしょうか??「何だ?パッシブ・ファンドって?」という方は→インデックスとアクティブへ!)

これだけガチガチにインデックス型(パッシブ)で固められたら、
「投資には興味あるんだけど、何に投資すればいいかわからなくて・・・^^;」
という方に適したファンドというのも納得できます。

具体的に投資種類を見てみても、国内株式〜グローバルリートまで基本的な分散投資はほぼ完璧といっていいんじゃないでしょうか。株式・債券・不動産とこれだけバランスよく割り振れば、そりゃ管理人も堅実なリターンが得られる投信と言わざるを得ません^^;


【手数料について】
@販売手数料→無料
A年間運用報酬代(信託報酬)→0.9975%(つまり1%!)

うん、手数料に関しては合格点です!
「出来る限り低く抑えた・・・。」というマネックス証券の言葉も間違ってません。
間違ってませんが、めちゃめちゃ安いのかというと・・・・・・もちろん、そうでもない。安くしようと思えばまだまだコスト削減できますからね^^(それでも合格点を出せるレベルだと思います。)

参考:マネックス資産設計ファンドと似たようなスタイルの投資信託に、郵便局で売り出されている「野村世界6資産分散投信」があります。こっちは@販売手数料が1.575%でA信託報酬が0.798%とあり、@ではマネックス資産設計ファンドが勝っているものの、Aの信託報酬では完全に負けてますね^^;
長期に渡って投資するのなら(7〜8年以上)、郵便局の方が有利という計算になります。



【管理人の意見】
「堅実なリターンが見込める投信!」
この一言に尽きると思います☆

<分配型>はおススメできませんが、<育成型>ならば投資対象として見込める投信だと思いますよ。
ただ、あくまで『何に投資していいかわからない!?』という初心者の投資ということを前提に投資していくことをオススメします。つまり一度に大量の資金を突っ込むということだけは避けたほうがいいかと思います。(このことは投資信託に投資するうえでの初心者が気をつけるべき基本です☆)



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