やさしい投資信託ガイドトップ目論見書を読もう!チェックポイント1

チェックポイント1


必要参考資料:「日興ビーンズ日本株ファンド」の目論見書(ここでダウンロード可能)

さぁ第一のチェックポイントは、
『ファンドの目的及び基本的性格』という箇所にあります。

その箇所でも、
@ファンドの目的
Aファンドの基本的性格

この2点がチェックポイントになります。
↓に図で示してみましたのでひとつずつ確認していきましょう。



まずは@ファンドの目的という箇所からです。

@ファンドの目的
この項目にはその投資信託の運用目標(ベンチマーク)について書かれています。
上の図では、「中長期的な観点から、TOPIX(東証株価指数)を上回る投資成果の獲得をめざして運用を行ないます。」と書かれています。ですから、ベンチマークはTOPIXということになります。

この項目ではとくに『目指すべき目標であるベンチマークは何なのか?』を確認するようにしましょう。
ベンチマークを上回る成績を目指すのか、それともベンチマークに連動させるのか、その点もチェックしておくといいでしょう。


Aファンドの基本的性格
この項目では、何を投資対象としている投資信託なのかを理解する項目です。
上の図の場合ですと、国内株式型とあります。
ここから「この投資信託は、日本株に投資している投資信託なんだ。」と理解できるわけです。
注意してほしいのは、投資信託の名称だけで投資対象と判断してしまうことです。
例えば、『アジア〜株式ファンド』という名称なのに投資対象はアジアの株ではなく日本株である投資信託もあるからです。(日本もアジアですからね^^;)
投資信託の名称だけで判断するのではなく、ここできちんと確認しましょう。

【チェックポイント1のまとめ】
@ファンドの目的ではベンチマークが何なのかを確認する。
Aファンドの基本的性格ではどこの国を投資対象としているのか確認する。




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