インデックス投資と長期投資
インデックス投資は長期投資に向いているといわれています。
それはインデックスファンドでは大儲けは期待できないし、短期投資のために購入すべきものではないからです。インデックスファンドは市場の平均値を狙う運用方法、大儲けしたいのならアクティブファンドにすべきですからね。
下のグラフはバンガードより抜粋した図です。
1985年から2006年までの間で、
一般的な米国大型株式に投資するファンドすべてを100%とした場合、何%のファンドがS&P500インデックス指数のパフォーマンスに負けたかを調べた結果です
この表は、
インデックス指標に負けているアクティブファンドの割合を示しています。
1985年から2006年の22年間のデータですが、全体を通してアクティブファンドが負けているのがわかると思います。22年間のうち18年間において半数以上の株式ファンドがベンチマークのリターンに負けています。
とくに注目してほしいのは、
一番右側の青い棒グラフです。
5年、10年、20年と長期で見れば見るほどアクティブファンドが市場平均に勝つには難しいことがわかると思います。
5年では68%、
10年では77%のアクティブファンドが負けており、
20年ともなると82%のアクティブファンドが市場平均に負けるという結果となり、市場平均に勝てるアクティブファンドはたったの18%だけです。
(参考資料:
バンガード)
以上のことから、インデックス投資は短期投資ではなく、10年20年を見据えた長期投資に向いてるといえます。投資信託やETFを利用してインデックス運用を行う投資家さんは、
長期投資によってアクティブファンドの成績を大きく上回るという点に注目してインデックス運用を行っています。
それではインデックス運用を行うにはどうすればいいのか?
次のページでは具体的なインデックス投資の実践についてを紹介していきます。
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