やさしい投資信託ガイドトップブラジル長期投信作戦!HSBCブラジル・オープン2

HSBCブラジル・オープン2


1ページのコラムでは収まりきらなかったので2ページ目に突入です^^

Aパンフレット3ページ目
  
パンフレットの3ページ目にはHSBCブラジル・オープンの特色について書かれています。
・ 何を投資対象としているのか?(ブラジル国の証券取引所に上場している株式)
・ どういう手法で投資決定を下しているのか?(トップダウンアプローチ、ボトムアップアプローチ)
・ ベンチマークは何なのか?(ベンチマークはMSCIブラジル10/40指数)
・ 為替ヘッジは行なうのか?(為替ヘッジは行なわれません)
などといったことが書かれています。

上の図において注目点を二つ取り上げました。
その注目点について簡単な解説をしていきます。

注目点@投資手法
投資手法はトップダウンアプローチとボトムアップアプローチの二つの手法を併用しています。
この二つの手法の意味は理解できてるでしょうか?
こちらのコラム(二つのアクティブ型)で説明しているので参考にしてください。
とくに気をつける点はないと思います。なぜ注目点にあげたのかというと、この二つの手法を意味を理解してほしかったからです^^


注目点A為替のヘッジ
次に為替のヘッジは行なわれるのかという点についてです。
為替のヘッジとは簡単に説明すると『為替差損による資産の目減りを防ぐこと』です。
ブラジルの株式に投資するわけですから、円で運用するのではなく、レアル(ブラジルの貨幣単位)で運用することになります(投信を買い付けるときは円ですよ^^)。
当然為替の影響も資産に影響してきます。
円高レアル安に進めば進むほど、預けた資産の価値は目減りしていきます。

そういった為替差損を防ぐために、普通は為替のヘッジが行なわれています。
このブラジル・オープンでは為替のヘッジは行なわれていないので、円高レアル安に進めば資産の価値は目減りしますね。

為替差損の対処法
@余裕資金で投資を行なうこと
A資金を一度に投資しすぎないこと
B長期運用で投資すること(円高レアル安が元通りになるのをじっと待つんです。)

※リスクを限りなく減らして、『長期で運用できるような投資環境にしておきましょうね!』ということです。たとえ大幅なレアル安になったとしても、そこで投資信託を解約しない限りは損失は確定されません。つまり・・・・・・・レアル安がもとに戻るのを待てば問題ないんです^^
大丈夫、ブラジルという国がつぶれることはまずありません、つぶれそうになったら世界中が助けます、というか助けざるを得ないんです。(ブラジルには農業と資源があります、この国が力を失うと世界経済にとっても非常に痛いですからね。)

ですから、実際に買い付ける前にそのお金が余裕資金なのかどうかを絶対一度は考えてください。(すぐに解約して換金する必要のないお金で投資しましょう。)



Bパンフレット4ページ目
  
4ページ目においてとくに注意すべき点はほとんどありませんでした。
ただひとつ取り上げるとしたら、手数料ですね。
投資信託を購入するうえでチェックしてほしい手数料は、申し込み手数料(販売手数料)と信託報酬です。このブラジル・オープンの場合はどちらも高めに設定されています。
リターンが大きいと予想されているぶんだけ手数料も高くなるんです。

また、信託期間という点も同時にチェックしておくといいでしょう。
PEPEはこのHSBCブラジル・オープンを長期運用する予定で購入しました。
信託期間は無期限となってますので、中長期運用前提で設定されていますね。



【パンフレットのまとめ】
まずはこのHSBCブラジル・オープンのリスク面を確認してみようと思います。
・ ブラジルのインフレにより為替リスク
・ 繰上げ償還によるリスク
具体的な主なリスクはこの2点ですね。

まず一つ目のインフレによる為替差損の防ぎ方はただひたすらブラジルのインフレがおさまるのを待つのみです。(そしてブラジル経済が好況に突入したときに売ればよい。)
また余裕資金で運用すること、一度にその資金をつぎ込まないこと、コツコツと買いましていくことなどがあげられます。(新興国に対する投資法は時間を分散してコツコツ買いましていくというドル・コスト平均法が一番だと思ってます。)


もうひとつの繰り上げ償還によるリスクについて説明しておきます。
まずはじめに繰り上げ償還という意味はわかりますか?
繰り上げ償還というのは『投信の運用を中止しますよ〜。』ということです。つまり投信を解散してしまうということですね。償還時に戻ってくるお金はそのときの基準価額がもとに算出します。

きちんとお金は戻ってくるのですが、ひとつ問題がありまして、そのときの為替が円安レアル高ならば良いのですが、円高レアル安の場合ですと当然為替差損を被ることになります。

この点には十分注意しましょう・・・・・といっても繰上げ償還の回避方法はありません^^;

どうすればよいのか?

それは繰り上げ償還される理由に目を向ければ答えはでます。
信託期間が無期限の投資信託が繰り上げ償還される理由はたいていつぎのような理由です。
『解約が相次いで純資産総額(運用資金)が減ってしまった。』
投信を購入する個人投資家さんというのは長期運用がなんなのかをまだ完全に理解できていない方が多いですから、すこしでも成績が悪くなると『あ〜、これは下がる〜。』と考えて解約していく傾向にあります。

結果的に純資産総額はどんどん減っていき、運用するお金が減ってしまいます。そうなってしまうとファンドマネージャーもお手上げですね。運用しようにも運用資金がないわけですから、繰り上げ償還ということになってしまいます。

これの回避方法はひとつだけだと思ってます。
『投資信託は長期で運用してこそ安定したリターンを得ることができるということを、個人投資家ひとりひとりが理解する。』
このことを世の中の人たちにどれだけに広めることができるかにかかっています。
投資信託=長期運用みたいな常識が生まれれば理想的。

一人ひとりが理解するだなんてことは難しいことだと思われがちですが、それが現実にできているファンドもあるんですよ。そう、顧客のひとりひとりが長期で運用するということを理解しているファンドがあるんです。

そのファンドは『さわかみファンド』と呼ばれています。



【最後に!】
HSBCブラジル・オープンを買おうと思っている方にアドバイスしておきます。ただ、これらのアドバイスはリターンを増やすためのアドバイスではありません。リスクを限りなく減らすためのアドバイスであるということを理解したうえで参考にしてください。

購入時は以下の点についてもう一度考えてみてください。
@そのお金は余裕資金であるかどうか(生活費を無理やり削っていませんか?)
A一度に余裕資金をつぎ込まない(絶好の買いどきというのは不況時です。)
Bドルコスト平均法の考えを応用しよう(コツコツ買い増していくという姿勢が大切)
C最低でも3年以上運用させておく(資金の問題ではないです、長期で待てるかどうかが問題)


※PEPEがこのブラジル・オープンで最も恐れていることは、繰上げ償還です。
ブラジルの経済成長が一時的な不況に入ったら、当然基準価額も落ち込んでいくでしょう。

しかし、そのときこそが、
『絶好の買いどき』です。
運用者であるファンドマネージャーも同じ気持ちでしょう。

しかし、たいていの個人投資家は不況時に売ってしまうんですよね。
本来はさげているときにコツコツ買いましていくのが利口な方法ですし、それが長期投資のリターンの安定につながるんです。
正直、ブラジルの株式投資は株価が上昇してくれなくてもいいんです。というのもブラジルの株はすでにある大きなリターンが約束されているからなんです。さぁ、その大きなリターンとは何でしょう?答えはHSBCブラジル・オープン1のコラム内に書いてありますよ^^(この点が、PEPEがインド投信や中国投信ではなくてブラジル投信を選んだ理由です。)


【参考:HSBCブラジル・オープンを販売している証券会社】
マネックス証券
(PEPEが確認するうえではネット証券で販売しているのはこのふたつでした。どちらも販売手数料は同じ3.15%です。)


(注)今回のコラムではかなりPEPEの主観的な意見が入ってしまいました。というのも今回のブラジル投信は非常にオススメできる商品なんですが、リスクも非常に大きいんです。
ですから、くどいほどリスクヘッジの面を強調する必要性があったんです。
(その点をどうかわかってくださいね^^)



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