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ブラジル企業列伝2


C航空機製造会社・エンブラエル
D化粧品会社・ナチュラ
Eお菓子のメーカー・ガロート


【C主力はビジネスジェット機・エンブラエル】
「エンブラエルは、航空機製造メーカーです。欧州のエアバス、米国のボーイングあたりの有名どころはテレビなんかでよくでてきますが、エンブラエルは聞いたことありますか?^^; いまはまだ露出度や知名度は低いですが、少しずつ目にしたり、耳にしたりする企業になってくると思いますよ^^」

1969年にブラジル国営航空機製造会社として設立。1994年に民営化を果たし、従業員1万7000名、99年以降輸出額でブラジルのトップクラスを維持している。(企業のホームページ

エアバスやボーイングといった航空機メーカーは聞いたことあると思います。エンブラエルの世界航空機シェアは第三位のボンバルディエに続く、第四位に位置しています。成長力はカナダのボンバルディエを追い越すかという勢いがあります。

主力製品は30〜75人乗りクラスの小型ビジネスジェット機です。エンジンはロールスロイス、主翼は川崎重工など海外から主要部品を輸入して組み立てていますが、ライバルのボンバルディエとはコスト競争、完成品の性能において真っ向勝負を仕掛けています^^

エンブラエル社の予測によりますと、今後10年間で約1万機のビジネスジェット機の需要が見込まれているようで、総額1440億ドル。このうち4割は同社のラインナップにある大きさだという話です。
2003年には中国にも工場を設立しました。成長はまだまだ続く、期待の持てる企業です^^



【D化粧品メーカー・ナチュラ】
「これは知らない方が多いと思いますが、ブラジルの女性の間では人気のある化粧品メーカーなんですよ。ひとつ面白いのがナチュラの製品はお店では入手できないってところでしょうか。実は同社のホームページか、もしくは専属契約の販売員を通じてしか同社の製品は購入できないことになってます^^」

設立は1969年、はじめは売上高500万ドルでスタートしました。1983年ブラジルではじめてシャンプーにリフィルを導入。1992年アルゼンチンとペルーに営業拠点を設置。2000年には、アマゾンに代表されるブラジルの豊かな生態系を技術基盤としたEKOSシリーズを発表。2003年に「女性が一番働きたい職場」に選ばれる。2004年にIPO発行、売上高は12億ドル。(企業のホームページ

ナチュラの特徴は製品購入時に必ず同社の販売担当者がつくところですね。
なんか面倒な感じがしますよね^^; それでもこういったスタイルが同社の価値を高めていることは確かです。
またアマゾンの豊かな果実が良質な化粧品を生み出しているところも成功しているポイントですね。

従業員は3000名、販売員は1500名。そして女性社員の比率がなんと62%。
日本にも女性社員の比率の高い企業でブランド価値の高いハンドバッグ会社がありますよね^^
(サマンサタバサの女性社員比率は全体の約9割、女性社員が多いと高いブランド価値がつくのでしょうか。なんか関係あるのかな〜。。)

ちなみにナチュラのブランド価値は5億7300万ドルでブラジルの企業の中では第四位に相当します。



【Eお菓子のメーカー・ガロート】
「う〜〜ん、これも聞いたことないですよね^^; ブラジルではチョコレートのお菓子会社で有名なんですが、ブラジル人がチョコ好きって知ってました??ブラジルのチョコレート生産量は世界第5位。毎年4月の復活祭には独特な卵形のチョコレートをプレゼントする習慣があり、年間売上の14%がその時期に集中します。」

1929年設立と歴史は古いです。(企業のホームページ
このガロートのお菓子でひとつ興味深い話があります。
ブラジルはインフレの国だということを何度かブログなんかで取上げたと思います。
ブラジルは貧富の差の激しい国でブラジル人の半分以上は低所得者層に位置します。そして低所得者層にとってインフレほど怖いものはありません。なけなしの給料がどんどん目減りしていきますからね^^;
そんな人々はインフレが収まり、金銭的にわずかながらの余裕が出れば、一日中働いた『自分へのご褒美』として、または『子供へのプレゼント』として大人気だったのがこのガロートの10円チョコレートです。
この10円チョコレートは消しゴムほどの大きさで、ラクタシリーズなんて呼ばれています、ちょうど日本のチロルチョコレートにあたるのかな^^

このガロートですが、実は2002年にスイスの巨大食品メーカーである『ネスレ』(これはもう誰でも知ってますよね、キットカットなど一度は食べたことあると思います^^)によって買収されたんです。その買収に関して、ちょっとしたいざこざが続いています。・・・・がとくにガロートに問題があるわけではありません。(ネスレとそのライバル会社のいざこざです。)

買収されたものの、ガロートの社名はそのまま商品のブランドもそのままです。
これからも愛され続けると思います^^


参考書籍:ブラジルのことがマンガで3時間でわかる



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